手足口病が流行っています。

2017-07-13

2019-01-19

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西井 義典

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西井 義典

1974年生まれ。2000年三重大学医学部卒業。三重県松阪市で内科クリニックを10年前からしています。診療所に併設して有料老人ホーム、認知症対応型グループホームもあり、自宅生活の方も含め在宅医療も行っています。 また、インスタグラムでフォロワー１万人超のアカウントを２つ運営するインスタグラマーでもあります。 地域のかかりつけ医として気軽になんでも相談してください。医療と介護の両面から一緒に考えます。

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子供の手足口病が現在流行っているらしいです。当院は主に大人が来るため、らしいとしか書けないのですが手足口病は大人でもかかります。麻疹や風疹のように子供の頃になったからかからない病気ではなく、インフルエンザの様なものと思ってもらえれば分かりやすいかもしれないです。

手足口病の感染経路には咳やくしゃみによる飛沫感染、ウイルスのついた手で触れた物品を介する接触感染などがあり、マスクの着用や手指の消毒などで一定の予防効果があります。

また、大人の手足口病の場合には、感染している子供のオムツ交換をした後、手指の洗浄が不充分なまま食品を扱ってしまうことによる糞口感染が主な感染経路としてあります。この糞口感染によって子供の手足口病が母親に移る例が多いため、オムツ交換の後は必ず手指を徹底洗浄する習慣をつけるようにしてください。