風邪予防の漢方薬は補中益気湯
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インフルエンザに罹る人が増えてます
立春を過ぎましたが相変わらず冷える毎日が続きます。
それでもテレビで「北陸は大雪に警戒してください」といったニュースを聞いていると、雪が積もらない地域に住む幸せを感じます。
今年は平年より平均気温が低いためかインフルエンザを含めた風邪の患者さんが多いように感じます。
特に老人よりも若い人の風邪が平年より多いのではないでしょうか?
人数を数えてはいないので診察をしながらの肌感覚ですが。
若い人の低体温が多いです
若い人の風邪を診察していると「普段から平熱が低いので36℃台後半で熱があります」と言われる方がいますが、平熱が低いのは免疫力が低下しているからです。
内科学の教科書には平熱は37.5℃までとなっています。
免疫力が低下した原因は不規則な生活習慣や労働シフト、運動不足、ストレス等様々あると思います。
風邪だけでなく本来なら高齢者に多いはずの帯状疱疹や市中肺炎を発症する若い人も最近は増加傾向です。
漢方薬(補中益気湯)で免疫力アップ
「免疫力アップ」でweb検索すると色々な健康法やサプリメントなどがヒットします。
一番良いのはバランスの良い食事を摂り、早寝早起き、適度な運動、ストレスを減らすことですが難しいです。
私も全部は無理です。
去年は免疫力アップのため補中益気湯を服用していました。
補中益気湯は効いたと思いますし、昨冬は風邪知らずでした。
但し食欲増進効果もあり体重も増えたので今冬はたまにしか使いません。
糖質制限を行いようやく元の体重へと戻ってきました。
補中益気湯を使わないせいか、残念ながら先週は胃腸風邪で一日ダウンしてしまいましたが。
疲労倦怠や虚弱体質に
補中益気湯は別名「医王湯」とも呼ばれ、疲労倦怠や虚弱体質に効果的な漢方薬です。
ニンジン・サイコ・ショウマ・オウギなど10種の生薬からなる漢方薬で、消化吸収機能を整えながら、回復力を補い内側から元気な体にしてくれます。
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