「地域産業保健センター」を知っていますか?
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私の答えは
「知りませんでした!」
なのに、地元の地域産業保健センターの運営協議会委員を委託されました(^_^;)
知らないうちに(?)医師会から推薦されて委員になってました。
委託状を持ってこられては仕方無いので業務内容もよく分かりませんが引き受けました。
それから、Googleで「地域産業保健センターとは」で検索です。
地域産業保健センターとは
独立行政法人労働者健康安全機構が運営するおおむね監督署管轄区域に設置されている、産業保健総合支援センター地域窓口のこと。
通称を「地域産業保健センター」という。
労働者数50人未満の小規模事業者やそこで働く方を対象として、労働安全衛生法で定められた保健指導などの以下の産業保健サービスを無料で提供しています。
つまり、産業医を置く必要のない労働者数50人未満の事業者向けに産業保健サービスをあっせんしてる場所ということです。
各地域の医師会館に併設されている場合が多いみたいです。
当地区も医師会館の中にあるみたいです。
しょっちゅう行くのに「そんなのあったかな?」です。
今度行ったら確かめてきます(笑)
地域産業保健センターで提供しているサービス
(1)長時間労働者への医師による面接指導の相談
最近も働き方改革で何かと話題になる「長時間労働」です。
労働安全衛生法では、脳・心臓疾患の発症を予防するため、長時間にわたる労働により疲労の蓄積した労働者に対して労働者の申出により、事業者は医師による面接指導を実施することが義務づけられています。
面接指導とは…
問診その他の方法により心身の状況を把握し、これに応じて面接により必要な指導を行うことをいいます。
あくまでも指導であり、強制力はありません。
(2)健康相談窓口の開設
健康診断結果に基づいた健康管理、作業関連疾患の予防方法、メンタルヘルスに関すること、日常生活における健康保持増進の方法などについて医師や保健師が健康相談に応じます。
(3)個別訪問による産業保健指導の実施
どうやら私の主な仕事はこれのようです。
・近隣の事業所が訪問指導を希望した時に、事業場を個別に訪問し、健康診断結果に基づいた健康管理等に関して指導、助言を行います。
・医師が作業場の巡視を行い、改善が必要な場合には助言を行うとともに、労働者から寄せられる健康診断の結果評価等の健康問題に関する相談にも応じます。
普段産業医として契約した事業所で行っていることです。
定期的に事業所へ通うことで見えてくる問題があります。
例えば職場環境は真夏に行くと暑さ対策の必要性がよく分かりますが、真冬に行ってもあまり感じないこともあります。
(4)産業保健情報の提供
地域の産業保健関係機関等のリストを作成し、希望する事業場に情報提供しています。
地域産業保健センターが何をするところかよく分からず引き受けましたが、何とかなりそうです。
「地域産業保健センター」で検索すると
一番上に〈産業医紹介〉の広告ページが出ますが、実は地域産業保健センターでも産業医の紹介が可能です。
地域の医師会に所属している、産業医資格をもつ開業医を知っています。
専属産業医を探すのには向いていませんが、嘱託産業医であれば十分かと思います。
当院でも嘱託産業医を行っています。→産業医報酬目安表
地域産業保健センターの一覧表はこちら→地域窓口(地域産業保健センター)
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