婚活するなら禁煙は必須!独身の7割は「結婚相手に非喫煙者を希望」
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こんにちは!
三重県松阪市の医療と介護の専門家、
西井医院の院長( @nishii.hospital)です。
国立研究開発法人 国立がん研究センターがん対策情報センターたばこ政策支援部は、家族のたばこについて国民意識アンケート調査を行い、その報告書をまとめ、結果が5月に発表されました。
※今回の記事作成は『家族のたばこについて国民意識アンケート調査報告書公表』を参考にしています。
調査項目は
- 配偶者のたばこについて
- 喫煙する子どものたばこについて
- 子どもが20歳以上になったときのたばこについて
- 将来の結婚相手のたばこについて
です。
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1. 配偶者のたばこについて
配偶者が既に喫煙している場合は「やめてほしい」が61.2%ですが、「別に構わない」も28.9%もあります。
婚前にたばこを吸っていることが分かっていた場合は、気にならないのかもしれません。
参考:【医師が正しく解説】加熱式タバコは害は少なく受動喫煙も無い?
2. 喫煙する子どものたばこについて
配偶者と比べて「やめてほしい」が増えて75.1%となります。
「別に構わない」という親は2割にも届きません。
やはり自分の子供には健康でいてもらいたいという親心が働いていると思われます。
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3. 子どもが20歳以上になったときのたばこについて
「絶対、たばこを吸わせたくない」または「できれば、たばこを吸わないで欲しい」と思う回答は82.3%にもなります。
これも自分の子供には健康でいてもらいたいという親心でしょう。
4. 将来の結婚相手のたばこについて
「絶対、たばこを吸わない人が良い」「できれば、たばこを吸わない人が良い」と思う割合は69.8%になりますした。
たばこが結婚の条件になっている人が多いことがわかります。
結婚を考えたい相手が喫煙者の時はどうするか
しかし「結婚したい相手が喫煙者ならどうする?」という質問もされています。
この場合は、
- たばこを止めることを結婚の条件とする:45.2%
- たばこは結婚の条件としない:19.0%
- 家の中では吸わないこと:18.1%
という結果がでています。
三次喫煙とは誰もいない禁煙の部屋内でも、空気中にたばこの煙の残留物(副流煙残留物)に関連する微粒子が多く浮遊していることが明らかになった。
こうした残留物から有害物質を吸入することは「三次喫煙(third-hand smoke)」と呼ばれている。
禁煙エリアであっても、煙の粒子が換気装置を通して、あるいは衣類によって運ばれて壁や家具に付着する。これらは除去が難しく、何年にもわたり有害な化学物質を放出し続けることがある。
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世界保健機関(WHO)が、今年の世界禁煙デーに際して発信した主要メッセージ(Key messages)
- 2017年の1年間に、世界で800万人以上が、たばこが原因で亡くなっている
- 2010年の750万人から、たばこの犠牲者数が増加している
- 約半数が70歳を迎える前に、早世している(48%、390万人)
- 約700万人は、本人自身の喫煙によるもの
- 2017年の1年間に、およそ120万人が、受動喫煙が原因で亡くなっている
- 約半数の60万人が女性
- 5%の6万5千人は、15歳未満の子どもたち
受動喫煙による他者危害性については、科学的に明白となっています。
わが国でも、受動喫煙によって毎年1万5千人が亡くなっていると推計されています。
家庭内の喫煙は、受動喫煙の主要因の一つとなっています。
最後に
配偶者及び子供への受動喫煙を防ぐにはパートナーに非喫煙者を選択することが一番です。
独身者の7割は「結婚相手に非喫煙者を希望」していることからも、喫煙者が結婚を希望するならまず禁煙をしましょう。
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