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6月5日はロコモの日 ~ロコチェックしてみましょう~

 
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1974年生まれ。2000年三重大学医学部卒業。三重県松阪市で内科クリニックを10年前からしています。診療所に併設して有料老人ホーム、認知症対応型グループホームもあり、自宅生活の方も含め在宅医療も行っています。 また、インスタグラムでフォロワー1万人超のアカウントを2つ運営するインスタグラマーでもあります。 地域のかかりつけ医として気軽になんでも相談してください。医療と介護の両面から一緒に考えます。
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こんにちは!

三重県松阪市の医療と介護の専門家、西井医院の院長(  @nishii.hospital)です。

先日は6月5日はロコモの日」と書かれたパンフをいただきました。

あまりにベタな記念日に少し笑ってしまいました。

しかし最近ようやく「ロコモティブシンドローム」という言葉も認知度が高まってきたように思います。

 

ロコモティブシンドロームとは

運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態のことです。

略して「ロコモ」ということもあります。

2007年に日本整形外科学会がロコモティブシンドロームという概念を提唱しました。

 

ロコモティブシンドロームの原因

ロコモティブシンドロームの原因は大きく二つに分かれます。

 

・加齢や生活習慣による運動器の機能低下

骨や筋肉は10~30代をピークに低下していきます。

若いうちから骨や筋肉を丈夫に保つことが必要です。

そのために適度な運動と栄養バランスの整った食事を摂ることが大切です。

運動と食事をおろそかにしていると、40~50代で身体が衰え初め、60代以降には移動機能が低下し、日常生活に支障をきたすこともありえます。

 

肥満の方は関節にかかる負担が増します。

逆に痩せすぎると骨がもろくなったり、筋肉が弱くなったりして筋肉や骨への負担が増します。

激しいスポーツや準備運動不足、無理な姿勢での家事や仕事、仕事などによる関節の使い過ぎも怪我や障害となります。

その結果、移動機能の低下を引き起こします。

 

・運動器疾患の発症

筋肉や骨は加齢により、徐々に機能が低下していきます。

そこに骨粗鬆症、変形性関節症、変形性脊椎症などの運動器疾患が加わるとさらに症状が重くなり悪化します。

放置すると運動器疾患のもたらす障害によって移動機能が更に低下し、要介護状態になるリスクが高くなります。

運動器の不調を年齢のせいと放置したり、湿布や痛み止めだけで抑えると徐々に悪化します。

お医者さんに相談し検査と適切な治療を受けましょう。

 

西井医院では骨密度測定を行っています。

骨密度が低く、骨粗鬆症の治療が必要と判断した方には内服・注射薬・外用薬など病状に応じて使っています。

また、デイケアでのリハビリにより運動機能の回復を目指して多数の方が頑張っています。

 

まずはロコチェック

ロコモチャレンジのサイトでは「ロコチェック」によりロコモティブシンドロームの可能性があるか確かめることができます。

ぜひチェックしてみてください。

 

もしロコチェックで一つでも当てはまったら

運動器が衰えているサインです。

ロコモティブシンドロームの可能性があります。

ゼロを目指して医師と一緒に頑張りませんか?

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1974年生まれ。2000年三重大学医学部卒業。三重県松阪市で内科クリニックを10年前からしています。診療所に併設して有料老人ホーム、認知症対応型グループホームもあり、自宅生活の方も含め在宅医療も行っています。 また、インスタグラムでフォロワー1万人超のアカウントを2つ運営するインスタグラマーでもあります。 地域のかかりつけ医として気軽になんでも相談してください。医療と介護の両面から一緒に考えます。
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