OSー1の正しい飲み方。塩分過多に注意!
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1974年生まれ。2000年三重大学医学部卒業。三重県松阪市で内科クリニックを10年前からしています。診療所に併設して有料老人ホーム、認知症対応型グループホームもあり、自宅生活の方も含め在宅医療も行っています。
また、インスタグラムでフォロワー1万人超のアカウントを2つ運営するインスタグラマーでもあります。
地域のかかりつけ医として気軽になんでも相談してください。医療と介護の両面から一緒に考えます。
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OS-1の正しい使い方
昨日のブログでゴルフの際の熱中症予防にOSー1と書きましたが、あくまでも熱中症を生じやすい環境下や下痢嘔吐に伴う脱水症状に限って少量ずつ飲むのが正しい使い方です。
最近は所ジョージさんがCMで宣伝するため非常に認知度が高まりましたが、発売当初は病医院や調剤薬局などでひっそりと下痢や嘔吐で脱水となり点滴代わりに使われていたものです。
OS-1はスポーツドリンクではありません
最近はドラッグストアでも人目につく場所でまとめ売りされてたりネットでも箱売りされているを見ると、適応でない状態の方がたくさん飲んでいるように思われます。
OS-1には1.46g/500mlの塩分が含まれており、高血圧ガイドラインの目安である塩分1日6gの1/4をペットボトル1本で摂取してしまいます。
高血圧や心臓、腎障害の持病がある方、高齢の方へ脱水予防と思って安易に飲ませないようにしていただきたいです。
私自身もゴルフ以外では普段OSー1を飲むことはありません。
麦茶やカロリーオフのスポーツドリンクで充分です。
大塚製薬さんももう少し配慮のあるCMにしてもらいたいと、所さんが出てるのを見るたびに思います。
大塚製薬のサイトには正しい使い方が載っています。→http://www.os-1.jp/
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