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再びパルモディア発売延期です。

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1974年生まれ。2000年三重大学医学部卒業。三重県松阪市で内科クリニックを10年前からしています。また診療所に併設して有料老人ホーム、認知症対応型グループホームもあり、自宅生活の方も含め在宅医療も行っています。 地域のかかりつけ医として気軽になんでも相談してください。医療と介護の両面から一緒に考えます。
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このブログの記事のよく見られるページの一つには高脂血症治療薬の「パルモディア」について書いたページがあります。

11月の薬価収載も見送られました

このパルモディアですが、11月の薬価収載も見送られました。3か月に1回しか薬価収載の会議は開かれないので次回は来年の2月となります。2回続けて見送られるので当初の発売予定から半年遅れとなります。しかし先発品として守られる期間は最初の発売予定日から算定するため長い目で見ると先発品として稼ぐことができる期間も短くなります。

薬価算定のプロセス

新薬の薬価算定は、承認取得後に企業が薬価収載を厚労省に申請し、中央社会保険医療協議会の薬価算定組織が薬価を算定する、というプロセスで進みます。薬価算定組織の算定案に不服がある場合は、製薬企業がそれを申し立てることも認められており、こうした場合には薬価算定組織が算定案を検討。ここで両者が折り合えば中医協での審議を経て薬価収載となりますが、そうでなければ企業側が薬価収載を見送るという判断もありです。

パルモディアの使用メリット

パルモディアの売りはスタチン系の高コレステロール薬との併用も忍容性が高いことですが、実臨床では私はこれまでフィブラート系の高脂血症治療薬とスタチンを併用しても大きな副作用は幸い経験してないため、敢えて発売を延期してまで薬価が高くかつ処方日数制限が(最初の一年は)あるパルモディアを使うかどうか…。興和の経営判断で2回目も折り合えず見送ったのだと思いますが、個人的には妥協してでも早く売り出した方がいいとは思います。

 

追記:平成30年4月11日の薬価収載も見送りとなりました。

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