口の中をきれいにして糖尿病対策【歯周病は糖尿病のリスクです】

スポンサーリンク
こんにちは!
三重県松阪市の医療と介護の専門家、
西井医院の院長( @nishii.hospital)です。
歯周病は歯槽膿漏のことです。
何となくリンゴを食べた時に血がにじむ程度に思っていませんか?
実は歯周病は全身に色々な影響を及ぼします。
最近、1日3回定期的に歯磨きをしている人は2型糖尿病発症リスクが低く、反対に歯周病がある人や歯の本数が少ない人ではリスクが高いことが報告されました。
歯周病の原因となるこんな症状ありませんか?
- ハブラシの時に出血する
- 朝起きたときに歯肉に違和感がある
- 口臭を指摘された
- 歯肉が下がって、歯が長く見えるようになった
- 体調が悪くなると歯肉が腫れる
- 歯の揺れを感じることがある
歯周病は糖尿病の合併症の一つ

出典:http://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/070/040/01.html
歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてます。
糖尿病の人は健常人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いという疫学調査が複数報告されています。
さらに最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになっています。
歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになりました。
歯周病治療をすると糖尿病も改善することも分かってきています。
なぜ歯周病は糖尿病を悪化させるか
口腔衛生が良くないと歯周疾患が生じて歯茎に隙間ができ、そこに細菌がたまっていきます。
その細菌は血液中に入り体内を循環して免疫反応を引き起こします。
慢性炎症と相まって血糖コントロールを損なうと考えられています。
歯周病治療で血糖値が下がる!

出典:http://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/070/040/01.html
歯周病を合併した糖尿病の患者さんに、抗菌薬を用いた歯周病治療を行ったところ、血糖値のコントロール状態を示すHbA1c値も改善するという結果があります。
歯肉の炎症をコントロールできればインスリン抵抗性が改善し、血糖コントロールも改善します。
1日に3回以上歯磨きをしている人は、1日1回以下の人に比べて糖尿病発症リスクが8%低くなるといったデータもあります。
口腔衛生を良好に保つことは全ての人にとって重要です。
糖尿病の発症の有無に関わらず、最低でも1年に1回は歯科検診を受けて歯石除去をすることをお勧めします。
この投稿をInstagramで見る
こんにちは❗️ 三重県松阪市の 糖尿病診療が得意な 西井医院院長👨⚕️(@yoshi24144 )です。 1日3回、定期的に歯磨きをしている人は 2型糖尿病発症リスクが低く、 反対に歯周病がある人や歯の本数が 少ない人ではリスクが高いことが 報告されました。 歯周病の症状は4枚目に記載しました。 思い当たる症状はありませんか? 口の中が汚いから糖尿病になる わけではありませんが、 糖尿病により口腔衛生が不良に なることは明らかです。 歯周病の治療により血糖コントロールも 改善します。 糖尿病の方はもちろん、糖尿病出ない人も 1年に1回は歯科で歯石除去をしましょう! 糖尿病について詳しく知りたい方は ブログを読んでくださいね。 ⇩ プロフィールより 「e-dpctor.mie.jp/link-tree」をタップ ⬇️ 「院長ブログ」をタップしてカテゴリーより 「糖尿病」を選択してください。 ———————– 血糖値が気になる人や糖尿病が気になる方は インスタグラムから診察予約を することもできます。 ⬇️ 「西井医院」で検索 またはプロフィールより 「e-dpctor.mie.jp/link-tree」をタップ ⬇️ 「外来診察の予約」をタップしてくださいね。 質問や取り上げて欲しい内容があれば コメント欄からお願いします。 #歯周病 #予防歯科 #歯周病治療 #歯周病ケア #歯周病予防
スポンサーリンク