三重県松阪市の医療と介護の専門家 

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【医師が解説】痛くてつらいアフタ性口内炎の治療と予防について

 
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1974年生まれ。2000年三重大学医学部卒業。三重県松阪市で内科クリニックを10年前からしています。診療所に併設して有料老人ホーム、認知症対応型グループホームもあり、自宅生活の方も含め在宅医療も行っています。 また、インスタグラムでフォロワー1万人超のアカウントを2つ運営するインスタグラマーでもあります。 地域のかかりつけ医として気軽になんでも相談してください。医療と介護の両面から一緒に考えます。
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こんにちは!

三重県松阪市の医療と介護の専門家、

西井医院の院長(  @nishii.hospital)です。

 

口内炎は誰でも一度は生じたことがあると思います。

出来てしまうと痛くて嫌ですね!

今回は口内炎(特にアフタ性)についてです。

 

口内炎とは

口内炎は、口の中の粘膜(舌、歯茎、唇、頬の内側など)に起こる炎症性疾患の総称です。

実は発生機序はよく分かっていません。

 

口内炎の種類と原因

1. アフタ性口内炎

「アフタ」とは直径数ミリ大の円形の浅い潰瘍のことです。

最もよく見られる口内炎です。

円形・白色の潰瘍ができ、強い痛みを伴うことが多いです。

原因は口腔内の不衛生、ストレス、ビタミン不足などです。

 

2. ウイルス性口内炎

複数の小さい水疱ができた後、水疱が破れてただれや潰瘍ができます。

発熱や痛みを伴います。

原因としては単純ヘルペスウイルスや水痘、帯状疱疹ウイルスの感染などです。

 

3. カンジダ性口内炎

カビ(真菌)の一種であるカンジダ菌の増殖により発症します。

口腔内に白いコケ様のがみら

れ、ただれや痛みを伴います。

原因は免疫能の低下、糖尿病、がん、長期間の抗生剤の使用、口腔内の不衛生などがあります。

 

4. 物理的刺激による口内炎

入れ歯や矯正装置などに口の中が当たって粘膜が傷つき、炎症を起こすものです。

食事をしているときに間違えてほおを噛んだり、熱いお茶を飲んでやけどをしたときにできる口内炎もこのタイプです。

 

口内炎の治療

1. アフタ性口内炎の治療

対症療法として、痛みや炎症を和らげたり、患部をカバーしたりするための薬を使います。

 

患部に直接貼り付ける貼付剤は、食べ物による刺激を防ぐもので、ステロイドを含むものと含まないものがあります。

 

軟こうは、患部が複数ある場合に使われ、貼付剤と同じように、ステロイドを含むものと含まないものがあります。

 

薬をふきつけて使用する噴霧剤にはステロイドが含まれ、指で塗りにくい部分に炎症があるような場合に使われます。

 

また、消炎剤や殺菌剤入りのトローチもあり、他の薬と併用されて、口の中を清潔に保ちます。

 

2. ウイルス性口内炎の治療

抗ウイルス剤による治療が必要です。

 

3. カンジダ性口内炎の治療

カンジダ菌による口内炎には、抗真菌薬を処方します。

対症療法を併用する場合、ステロイドが入っている薬は、カンジダ菌が原因の口内炎の症状を悪化させる危険性があるため、使えません。

院長
気管支喘息治療薬の吸入ステロイドを使用後にうがいを怠るとカンジダ性口内炎の原因となります。

 

4. 物理的刺激による口内炎の治療

アフタ性口内炎に準じますが、入れ歯や矯正装置などに口の中が当たってできる場合は、歯科で入れ歯や矯正装置の調節必要です。

 

アフタ性口内炎の予防

口内炎の予防策

  • 口に中を清潔に保つ。
  • 強すぎるブラッシングなどで口の中を傷つけない。
  • ストレスや疲労を溜めない。
  • バランスの良い食事を摂る。

口内炎の予防には上記のことに気を付けることと、予防や対策に栄養を摂ることが大切です。

 

おススメの栄養素

院長
バランスよくこれらの栄養素を十分量摂取するのは大変ですね! 

そのためにサプリメントを活用することをお勧めします。

 

口内炎予防のお薦めサプリメント

ヘルシーパスのマルチビタミン&ミネラルは次の点が特徴です。

①22種類の栄養素を高配合量でデザイン。

②日本人向けに配合を決定。粒も小さく飲みやすい。

③天然由来の原料を使用。
(合成原料の使用はやむを得ない場合に限定)

④日本国内の信頼あるGMP認定工場で製造。
(GMP:製品が安全かつ一定の品質が保たれるように定められた規則とシステム)

※添加剤を極力使わないようにつくっているので、水溶性栄養素と脂溶性栄養素の2つのボトルに分かれています。

■名称
 大ボトル(水溶性栄養素):酵母含有食品
 小ボトル(脂溶性栄養素):ビタミンE含有菜種油加工食品

■内容量
 大ボトル(水溶性栄養素):115.2g(0.32g×360粒)
 小ボトル(脂溶性栄養素)15.9g(0.53g×30カプセル)

■お召し上がり方
 大ボトル(水溶性栄養素):1日12粒を目安に、3回程度に分け、水などと一緒にお召し上がりください。
 小ボトル(脂溶性栄養素):1日1カプセルを目安に、水などと一緒にお召し上がりください。

■メーカー
 株式会社ヘルシーパス

 

大ボトル(水溶性栄養素)

12粒 3.84g 当たり

エネルギー 13.9kcal、たんぱく質 0.94g、脂質 0.23g、炭水化物 2.01g、ナトリウム 5.57mg(食塩相当量 0.01g)

成分名配合量成分名配合量成分名配合量
ビタミンB150mg葉酸400μg1.5mg
ビタミンB250mgビタミンB12100μgセレン50μg
ナイアシン30mgビタミンC500mgクロム100μg
パントテン酸50mgカルシウム100mgホスファチジルコリン35mg
ビタミンB640mgマグネシウム60mgイノシトール25mg
ビオチン300μg亜鉛15mg

小ボトル(脂溶性栄養素)

1カプセル 0.53g 当たり

エネルギー 3.69kcal、たんぱく質 0.15g、脂質 0.32g、炭水化物 0.04g、ナトリウム 0.01mg(食塩相当量 0g)

成分名配合量
ベータカロテン5,000μg
ビタミンD25μg
ビタミンE134mg
ルテイン1mg
リコピン3mg

なぜ、ヘルシーパス社製をお勧めするかというと「年齢に負けないサプリメント外来」でも詳しくは説明していますが、抗生物質や残留農薬などが検出されない安全な原料を使用したサプリメントであり、医師として安心して処方することができるからです。

 

ヘルシーパス社製のサプリメントは医療機関でのみ用いられている実績のある信頼のサプリメントです。

インターネット上や店舗での販売は一切なされていないため、取扱い医療機関でしか購入できません。

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なかなか治らない口内炎は口腔がんの可能性もあります

軟こうや貼付剤を使い続けてもなかなか良くならない難治性の口内炎は口腔がんなどの悪性疾患が原因の可能性があります。

口腔外科で診察を受けましょう!

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1974年生まれ。2000年三重大学医学部卒業。三重県松阪市で内科クリニックを10年前からしています。診療所に併設して有料老人ホーム、認知症対応型グループホームもあり、自宅生活の方も含め在宅医療も行っています。 また、インスタグラムでフォロワー1万人超のアカウントを2つ運営するインスタグラマーでもあります。 地域のかかりつけ医として気軽になんでも相談してください。医療と介護の両面から一緒に考えます。
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