生活習慣〜平昌オリンピックを観ながら感じること〜
スポンサーリンク
平昌オリンピックで毎日盛り上がっています。
長野冬季オリンピックを超えて過去最高のメダル獲得数になるみたいです。
オリンピックをテレビで見ながら思うのは、競技時間が選手本位ではなく、放映権を買ったアメリカのテレビ局の意向に沿ったものになっていることです。
スキージャンプは普通は日中に行うのに夜の9時ごろから行われています。
フィギュアスケートは夜に行うのが一般的ですが日中から開催されています。
出場選手たちは普段のワールドカップとは異なるタイムスケジュールで体調コントロールが要求されるので大変だったかと思います。(さすがにアルペンスキーをナイターではしてませんが。)
しかし入賞してくる人は大抵世界ランキングどおりとなっています。
あまり番狂わせはありません。
一流の選手ともなれば、スタート時間から逆算し寝る時間やウオームアップの時間も平昌入りする数日前から調整し自己管理できているはずです。
生活習慣病のコントロールと自己管理
さてオリンピック選手とは全然違いますが、普段生活習慣病の治療をしているとちゃんとコントロールが出来ていくのは自己管理が出来る人です(或いは配偶者が厳しいのかもしれませんね)。
「生活習慣」病というくらいですので日々の生活習慣の積み重ねが発症や進行に影響を及ぼします。
管理が出来る人は自分の病気に関しても医師まかせにせず、本やネットなどでも知識を仕入れています。
生活習慣の改善が出来る人の割合
生活習慣病を診察していて自己管理をきちんと出来る人は1割くらいでしょうか。
7割くらいの方は指導を聞いて何となく気にはするものの大きく生活習慣が変わることはありません。
気持ち今までよりタバコの数が減るとかアルコールの量が減るといった程度です。
残り2割くらいは全く生活習慣を変える気がない方です。
医師にお任せで薬さえ飲んでいたらいいと思っているような方です。
平成30年度の診療報酬改定の生活習慣病管理料
今回の診療報酬改定において生活習慣病管理料を算定する場合では患者さんへ渡すシートには血圧などの目標値を記入することが求められるようになりました。
目標値が書いてあることで目標を達成するモチベーションが発揮されるとよいのですが、実際のところはどうなのでしょうか?
スポンサーリンク